障害のある人といっしょにオホーツクの観光を体験

NPO法人北見NPOサポートセンターでは、北海道オホーツク地域において、全国の特別支援学校の修学旅行を対象に、体験型研修を中心とした、旅行を安心安全に楽しめる環境づくりを目的として、就労支援事業委員会を設立し、障がい者と支援スタッフが運営するユニバーサルデザイン・ツアーデスク設置の可能性を検討する調査事業を実施しています。その一環として、オホーツクの各観光地を実際にめぐって今後の課題等を明らかにするツア・研修を行いました。

本日の研修コースは
道の駅メルヘンの丘(大空町)→芝桜公園(大空町)→ハイランド小清水725(小清水町)→藻琴山山荘(大空町)→さんご草群生地(卯原内:網走市)→朝日ヶ丘展望台(大空町)→メルヘンの丘(大空町)です。
障害のある人が利用できるトイレのチェックも今回のツアーの研修事項です。

多くの観光地では車いすで観光を楽しむことが可能な場所が多く、障がい者用のトイレも各地にあります。

しかし、こうした長い階段などバリアになっているところも多々あります。人手があればこの程度の階段は車いすで上り下りすることも可能ですが、人の確保ができないとかなり困難な問題が出てきます。

可能な限り体験をしながら、またどんな体験が可能なのを検証しながら研修はすすんでいきました。

視覚に障害のある人は、触ることが大事な体験となります。
オホーツクらしい体験とオホーツクを感じることのできる場の設定などいろいろなことが課題になった一方で、様々な工夫をすることでオホーツクの魅力を十分に堪能できる旅が企画できることがわかってきました。
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