来年、オホーツクに移住するカップルが来訪してくれました。

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 今年の夏にネット上で知り合った関西在住の友人のカップルが訪ねてくれました。夏に来たときに来年春からの就職を決めて行ったのですが、今度は来春結婚する彼女といっしょに来訪されました。今回も目的は住まい探しです。

 当初、町営住宅への入居を予定していたのですが、順番待ちが厳しそうで、就職予定の担当の方のお骨折りもあって、数少ない民間のアパートへの入居が決まりました。これであとは引越をしてくるだけとなりました。

 この間移住サポートを全面に掲げて(^^;いろいろ活動してきましたが、こうして実際に移住が確定すると本当にうれしいです。

 昨日は、このカップルといっしょに町内でいっしょに食事をしました。本当は祝杯をという感じですが、お二人ともお酒が飲めないとのことで・・・。考えたのは、地元の素材を使って、心からもてなしてくれる場所にご案内することでした。

 思いついたのが、町内にあるプラスワンというフリースペース。ここはこだわりのマスターがスペースを持つことで何かおもしろいことができる場所をと開設されたお店です。まぁ何でもありの居酒屋さんといえばわかりやすいですね。マスターに相談したところ、お酒を飲めない人でも満足できる食事を考えて作ればといわけね!と即答してくれました。

 地元の野菜を使った煮物、ラム肉を使った塩味風味の炒め物、サンマの刺身の唐辛子味、自家製の白菜キムチ(地元の白菜利用)、卵焼き、なすのみそ和え、しじみのみそ汁・・・。北海道の場合、素材の良さで終わりになるケースが多いのですが、素材を生かしてどう楽しい食事にするかと考えてくださったメニューです。これから移住されるお二人にとっても今後の移住後の食生活を考える上で大変参考になったようです。もちろん味は最高・・・おなかいっぱい食べました。

 マスターの友人で奥様が移住する方の就職するところで働かれている方を呼んでくださいました。これから移住しようという人たちが移住しやすい環境をつくるためには、来てからいろいろ相談に乗れたり、何か楽しい場をいっしょにつくれる仲間が大事だという判断です。もちろん移住してからの生活に関して、おもしろいアイデア等がいっぱい出されました。

 実は僕はよく知らなかったのですが、この町で入籍すると町からそれ相当のお祝いがでるとのこと。これからご結婚をされるお二人に一つの選択肢が増えた形になりました。

 コーヒーの話になれば、こだわりの器具と豆、水を使ったコーヒーが登場し、アイスクリームの話になれば乳化剤を使っていない本当の無添加のアイスクリームが出てきたり・・・。酔っぱらいの僕を迎えに来たかみさんまで(^^;相当長居してしまいました。

 僕にとってもこのフリースペースはこの町で生活する時に、いつも助けてもらっていることが多く、こういう場が町にあったことはやはりすてきなことだったのだと改めて認識した次第です。

 食べることを主体に、おもしろいことを考える。やはり大事なことです。

 ちなみに移住されるお二人は、お互いこちらに旅行中に出会って、ご結婚されることになったようです。流氷の上での出会いが・・・いい話ですね(^^)

 

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